ホワイトデーのお返し選びで大切な8つのポイント

バレンタインデーにもらったチョコレートたち。そのお返しを何にするかが、実は悩みの種になったりしますよね。たとえ職場の仲間からの「義理チョコ」であっても、センスの良いお返しで一目置かれるのが理想です。本命の女性からもらったチョコであれば、なおさらの腕の見せ所。最低限、相手がお返しとして期待しているクオリティを下回る内容でガッカリされることだけは避けたいものです。このように今後の友人関係や仕事にも影響するコミュニケーションツールの一環、ホワイトデー。スマートな印象を与えるお返し選びについて、8つのポイントをまとめました。

1.付き合っていない相手なら、「モノ」は贈らない

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もらった相手が職場の仲間であれ、友人であれ、「彼女」でないなら、絶対に「モノ」を贈るのは避けましょう。好みに合わないハンカチやタオルなどは、もらった方もこまってしまいます。もちろん、下着などは論外です。

また、クッションやぬいぐるみなどは、困るだけでなく「盗聴器が仕掛けられているんじゃない?」とまで勘繰る女性も、残念ながらゼロではありません。リスクは避けた方が無難ですので、美味しく食べられるものを中心に、「消えるもの」で検討していきましょう。

2.消耗品でも、これには注意

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「消えて無くなるから安心」と思って贈る消耗品でも、付き合っていない相手にはタブーとされるものもあります。代表的なのは、バスグッズ。例えば入浴剤やボディローションだと、相手が職場の部下などの場合には「セクハラ」と捉えられてしまう危険性も。そこまで神経質な女性は少ないとは思いますが、「安全な道」を選ぶことをおすすめします。

また、化粧品などは肌に合わない場合もあるので、無添加やオーガニックのものであっても避けた方が良いでしょう。

3.「意味」を持つお菓子もあります

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これもあまり神経質になっている女性は少ないですが、ホワイトデーのお菓子には「意味」があると考えている人も、中にはいます。勘違いされるのを避けたい場合には、覚えておくと安心です。

  • キャンディ・・・「付き合ってください」
  • マカロン・・・「あなたは特別な人です」
  • クッキー・・・「友達でいよう」
  • マシュマロ・・・「あなたが嫌いです」

4.義理チョコには「それなりの値段」の「消えもの」で

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古く悪しき文化とも言える「倍返し」。もらったチョコの2倍以上の値段のお返しを贈るという風習です。今はそれほどこだわる女性も少なく、実際には「お返しは期待していない」という女性がほとんどです。それでも、常識を考えてきちんとお返ししてくれる男性に好感度が集まるのは、想像に難くありません。きちんとお返しできるということは「仕事ができる男性」の証でもあります。「義理チョコ」へのお返しとはいえ、予算は2,000円前後確保して、食べて無くなる「消えもの」を選びましょう。

お返しの定番は、人気パティスリーのお菓子。流行がわからなければ、デパートのスイーツコーナーで探せば安心です。一般的に、女性は「美味しいスイーツを少量」いただくことを好みます。キャンディやクッキーの大量に入った詰め合わせは避け、素材にこだわった焼き菓子を選ぶと好感度アップにつながります。

また、甘いものが好きでない女性へのお返しならワインのミニボトルなどもおすすめ。食べ物の好みがわからない大勢の女性に同じものを配るなら、お洒落なスパイスや調味料を。周りとかぶらず喜ばれ、センスも発揮できます。

5.「友チョコ」や意中の女性に対するお返しは

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微妙なさじ加減が要求されるのが、「友チョコ」、またはもらったのは義理チョコでも意中の相手、という場合のお返し。本気の豪華なお返しでは相手は萎縮してしまうし、かといって義理チョコ同様のお返しでは想いが伝わりません。

そんな時におすすめなのは、女性に「丁寧に選んでくれた」とわかってもらえ、なおかつ消耗品としても捉えられるもの。食べ物であれば、高級ブランドの限定スイーツや紅茶、蜂蜜などがおすすめ。相手が気に入れば、入れ物やボトルを部屋で使ってもらうこともできます。

また観葉植物やお花、高級ハンドクリームなど、毎日の生活が少し潤うものも、もらったら嬉しいプレゼントです。お返しに贈ったものが置いてある部屋に呼んでもらえることを祈りながら、絶妙なラインを狙いましょう。

6.気持ちに応えられない「本命チョコ」には

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手作りの豪華なチョコレート、高級チョコレートなどの完全な「本命チョコ」。それでもこちらに応える気持ちがない時には、どうしたら良いのでしょうか。

こうした場合は、「消えて無くなるもの」を鉄則に、高級なシャンパンやハーブティのセットなど、金額に応じたお返しをするよう心がけましょう。

7.本命同士でのお返しには、アクセサリーなども

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「本命チョコ」に対する「本気のお返し」をあえてアドバイスする必要は、ないかもしれませね。彼女の喜ぶものなら、食べ物にこだわらずプレゼントしてあげてください。

デートの時にアクセサリーを一緒に選ぶのもおすすめです。ホワイトデー限定モデルを出しているブランドもありますので、ファッションが好きな彼女なら希望を聞いてあげると良いでしょう。

8.好きな相手へのお返しなら、食事に誘ってみては

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「友チョコ」をもらった相手が好きな相手なら、お返しのメインは食事、という手もあります。夜景の綺麗なレストランやちょっと高級なランチなどをご馳走すれば、二人の距離が近付くチャンスもできて一石二鳥です。

ただし、「お返しを用意する時間が無かったから食事で済ませたのでは」と思われないためにも、約束は必ず日程に余裕をもって交わし、お店を予約した上で臨みましょう。さらに食事の後に小さなお菓子などをあげれば、彼女にも十分に気持ちが伝わることでしょう。

 

ホワイトデーのお返し選びのポイント、いかがでしたか。相手の気持ちを考えつつも肩の力を入れすぎず、楽しみながら、爽やかなホワイトデーを迎えてくださいね。